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医療メディエーターについて

こんにちは、地域医療連携室の杉本です。

3月10・11日の二日間で徳島県医師会主催の日本医療メディエーター協会認証『コンフリクトマネジメント研修会基礎編』を受講してきました。

日本医療メディエーター協会 http://jahm.org

『医療メディエーター』とは何でしょう?

医療事故が発生した場合や患者と医療者間での意見の食い違いなどが起こった場合、双方の意見を聞いて話し合いの場を設定するなどして問題解決に導く仲介(メディエーション)役のことであり、医療メディエーターの役割は単なる紛争解決や訴訟回避ではなく、事故等をめぐって壊れそうになった患者と医療者間の対話の促進を通じて関係を再構築していくことにある。(wikipedia 参照)

なかなか難しいですね・・・

テキストから拾ってみると、

医療の現場では患者側と医療者側に認識の齟齬や誤解が生まれやすく、患者側と医療者側の二項対立ではこじれてしまいやすい。そのため病院の職員でありながら病院を背負わない『第三の位置づけにある』医療メディエーターが加わり支援することで三極構造の対話モデルをつくり、当事者間の橋渡し役として、それぞれの思いや背景を共感的に受け止め、両者が情報共有と相互理解を進めていけるように質問をとおして対話を支援していく

とあります。

病院の職員でありながら中立的な立場として、問題が発生した患者側と医療者側の仲介役となるといえます。

2日間の研修でしたが、ロールプレイングをたくさん体験しながらとても勉強になりました。また医療職は全員この研修を受けた方がいいかもとまで思いました。

多くの医療における紛争は、対話による共通理解や誤解を解くことで緩和されると思われます。もちろん非常にヘビーな紛争もありますがそれでも少しずつ前へ進むことが重要だと思います。

メディエーターはその一助になる役割だと思いますので、引き続きしっかり学んでいきたいと思います。

 

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