こんにちは。
眉山病院言語聴覚士の寸田です。
当院に入院されて以降、言語聴覚士が食事観察を行っていた患者さんが
無事、退院の運びとなりました。
嚥下障害のある方ではなかったのですが
当院に入院するまでに食べていない期間があったため、
最初はゼリーから開始しSTが摂取場面に付き添うことになりました。
ゼリーの摂取はスムーズで、
ペースト食からお食事を提供することとなりました。
以降ムセなくお食事を摂取することができ、噛む動作も問題なかったので、
ペースト食、刻み食、粗刻み食と無事におかずの形態がアップしていきました。
ご飯もペースト粥、全粥、軟飯とおかずと同様に形態アップすることができました。
ちらし寿司が出たときには
「久しぶりに食べた、自分ではなかなか作れんけんおいしいな」と
とても喜んでくださいました。
当院での最後のお食事はカレーライスでした。
退院、本当におめでとうございます。
またお元気な顔を見せていただけることを楽しみにしています。