こんにちは。眉山病院、言語聴覚士の寸田です。
先日四国放送のとなりのラジオに参加し「口の中の細菌」についてお話しさせていただきました。
今日のブログではその時のラジオ内容を紹介させていただきます。
唾液は、細菌を洗い流し口の中を清潔に保つ役割を持っているので、唾液が少なくなると口の中の細菌が増えてしまいます。
口の中の細菌には粘膜を破壊するプロテアーゼという酵素を作り出すものがあり、感染を起こしやすくしたり、感染を重症化させてしまう原因になることがあります。口の中が乾燥するとそれらの細菌が増殖しやすい環境となってしまいます。
朝は口の中の細菌が一番多い時間帯と言われているので、夜寝る前にしっかりと歯みがきを行うことで口の中の細菌をできるだけ減らし、朝起きてすぐの歯みがきで増えてしまった細菌を洗い流すことが大切です。
体の健康を守るためにも朝昼晩の歯みがきに加えて、眠る前後の歯みがきを取り入れてみてはいかがでしょうか。