こんにちは、PTの小河です。
先日、院内行事の餅つきが行われたのですが、毎年昔ながらの杵と臼を使って本格的に餅つきを行っています。
(当院では嚥下面を考慮して、喉に詰まりにくい芋餅での餅つきです)
事前に患者さんとお話をして、「実際に餅がつきたい」方が結構いらっしゃいましたので、順番についていただきました。
『やっぱり正月は、餅をつかんと始まらんわ~』とおっしゃるAさん。車椅子に乗っていても、まだまだ元気です。
こちらは、嚥下障害があり、鼻腔栄養を行っているBさん。日頃、嚥下訓練を頑張っているので、この後美味しくいただけましたね。
若い時は、地域の方にたくさんお持ちを振る舞っていたと言うCさん。『昔の様にはいかんけど、たのしかったでよ』と満足されていました。
『最近は全部機械でしよったけん、なつかしいなあ』とおっしゃるDさん。昔の様にしっかりと餅をつけていました。
この後は職員が丸めて器に乗せ、患者さん、職員で美味しくいただきました。
初めはしんどいと離床を拒否していた方も、餅をつく時には一緒に「よいしょ」と掛け声をかけたり、手拍子をする方がいました。皆さん、今年も餅パワーで『元気で粘り強く』頑張っていきましょう。