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介護医療院の展望について(講演会)

こんにちは、地域医療連携室の杉本です。

徳島県慢性期協会が主催する『介護医療院の展望』をテーマとするシンポジウムに行ってまいりました。


<博愛記念病院 武久先生のお話>

・療養病床から介護医療院になるところは現在少ない。

・医療療養からの転換については市町村から許可がおりない場合も・・・

・介護医療院は10年後くらいには今とは別の形態、機能になる可能性もあるだろう。

・小さな市町村は20万規模くらいに集約した上で、介護保険を運営したらどうか?

⇨ 今後、小さな市町村では介護保険の運営が成り立たない可能性も・・・

・移行定着支援加算の算定期限延長を希望している。

・介護保険施設については機能を明確に分けて運営したらどうか?

・介護医療院は、要介護度が重く病状が重い方のための施設と考えられている。

・厚生労働省は療養病床を無くそうとしているかもしれない
⇨寝たきり患者は施設で看るべきという考え

・医療療養の適用である重症の医療区分2,3はそこまで徳島市にもいないであろう・・・

・今後は急性期のみならず医療療養のベッドも空いてくると思われる。

・県は35年度までに介護療養病床を廃止する。
早い段階でどの方向にいくかしっかりと決めるべきである。

<県の長寿生きがい課 小林氏のお話>

・介護医療院は定款の変更が必要

・利用者への30日前の説明書類送付などが必要

<大神子病院 谷本氏のお話>

・大神子病院のケースについて

・平成30年1月 介護医療院への移行決定

・医療政策課 定款変更 3ヶ月前

・長寿生きがい課 開設許可指定申請 2ヶ月前

・保健所 開設許可事項変更届 1.5ヶ月前

・介護療養型医療施設と併設 19床を介護医療院

<美馬病院 美馬先生のお話>

・地域のニーズに合わせるべきである(吉野川市のニーズ)

・地域包括ケア病床の在宅復帰先と活用が見込まれる。

・昨年8月に転床を行った。

・居室環境の改善については両面のタンスをパーテーションに 高さ115センチ → 県も確認済み

・今後は、現状のままではいかないだろう

以上、いろいろな側面から、介護医療院について学ぶことができました。

今後の当院の方向性について活かしていきたいと思います。

 

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