こんにちは、PTの小河です。
先日、徳島大学長井記念ホールで行われました、平成 30 年度徳島県糖尿病療養指導士研修会に参加してきました。
糖尿病療養指導士とは、徳島県内における糖尿病患者の健康と福祉の向上をはかるために、糖尿病とその療養指導に関する正しい知識と経験を持って、質の高い糖尿病療養指導を行うことができるスタッフの育成を目的として設立された資格です。
その講義の中で、糖尿病の方と災害についての講義がありましたが、この冊子が徳島県医師会で配布されている、糖尿病患者のための災害対策マニュアルです
平成28年に発生した熊本地震の際には、被災された方に車の中で寝泊まりする方が多く、エコノミークラス症候群が多発したそうです。
エコノミークラス症候群とは…食事や水分が十分に取れない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり、血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まりが血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
この冊子には、エコノミークラス症候群予防の運動が掲載されているので、皆さんも一度手に取って見てくださいね。
他に気を付ける事としては、
(1) 十分にこまめに水分を取る
(2) アルコールを控える。できれば禁煙する
(3) ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
(4) 眠るときは足をあげる が挙げられます。
皆さんも、いざと言う時の為に、平時から準備をしておきましょう。