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眉山病院の新しい食形態

 

こんにちは。眉山病院、言語聴覚士の寸田です。

 

眉山病院では2018年2月16日から新しい形態の刻み食が提供されています。

 

これまでの刻み食は細かいみじん切り状に刻まれており、

柔らかい食材を使用していると刻んだ粒が崩れてペースト状になっていました。

結果的に患者様の摂取能力よりも低い形態の食事を提供することになっていたため、

この度当院の栄養士発信で新しい形態の刻み食をお試しで導入する事となりました。

 

 


 


上の写真が刻み食形態のハンバーグ、

下の写真が新刻み食形態のハンバーグです。

(実際は1㎝角程度の大きさに刻んで提供しています。

写真でわかりやすいように大き目に切ったものを撮影しています。)

 

新刻み食は従来の刻み食と比べて食材の刻み方が大きいことが特徴です。

大きく刻むことで食材が崩れず、見た目はもちろんですが、

口に入れ咀嚼した時の食感に違いが生まれます。

 

ペースト状では個々の食材が識別しにくい状態でしたが、

新刻み食では食材が目で見て分かるため

よりおいしくお食事を召し上がっていただけると思います。

 

現在数名の方が新刻み食を摂取されていますが、

刻み食に移行できる患者様を栄養士、病棟、厨房のスタッフと話し合って今後も検討していきます。

 

患者様が食事をおいしく、そして楽しんで食べていただけるようお手伝いしていきます。

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