こんにちは、作業療法士の津田です。今回は先日行われました、眉山病院の運動会についてご紹介します。
始めは「テーブルボール」という競技です。この競技は、紅白で分かれてテーブルの前に座ります。テーブル上でボールを手ではじいて敵の陣地の方の机からボールを落とすとポイントとなります。
競技が始めると、Aさんがチームの為に一生懸命にボールをはじいていました。これも日々のリハビリでしっかりと運動して体力をつけているからですね。
Bさんは、毎日のリハビリの成果か、自分からボールが離れても手を思いっきり伸ばして取ることが出来ました。
次の競技は、「玉入れ」になります。競技が始まると一斉に思いっきり玉を投げられていました。
いつもは、車椅子で生活されているCさんが投げるのに夢中になって立ち上がろうとされるほど、元気が満ち溢れていました。
いつもは、ベッドで過ごされることが多いDさんもこの日は、いつもよりも右手を高々に上げて玉を投げられていました。
次の競技は、「ボールリレー」です。この競技は名前の通りボールをリレーします。
全員の息を合わせたスピード勝負なので大変な所もあったのですが、ボール手渡すごとに隣の方やアンカーに「任せたぞ!!」と熱い視線を送る方々がほとんどでした。
全ての競技が終わり閉会式になりました。結果は、紅組の優勝でした。最期の競技まで同点と接戦だったのですが、運命は紅組に味方をしました。
私は白組だったのでとても残念です。
トロフィー授与の時は、紅組代表のEさんは優勝トロフィーを頂いてとても嬉しそうでした。
白組代表のFさんも準優勝のトロフィーを頂き、少し悔しそうでしたが、最後は笑顔で紅組の優勝を祝っていました。
運動会はこれで終わらず、ボーナスステージの「パン食い競争」があります。
しかし、Gさんは運動後で我慢できずに右手がいつもの2倍の速さでつかみ取っていました。食欲ってすごいですね~。
Hさんは、空腹過ぎたのか、袋の中のパンまでも噛みちぎっていました。ワイルドですね~。