こんにちは、PTの小河です。
先日、徳島県立総合福祉センター内にあります、徳島県社会福祉協議会のスタッフの皆さんに
認知症サポーター養成講座を行ってきました。
スタッフの方には、理学療法士が認知症の方に対して最近良く行っている二重課題運動(コグニサイズ)を体験していただきました。
まずは一番オーソドックスな手の二重課題運動です。
前の手をグー、胸の手をパーにしたパターンと、前の手をパー、胸をグーにしたパターンを変えるだけでも、年齢に関係なく戸惑う方がいらっしゃいます。
でも、二重課題運動は 「 間違っても良いのです 」
スイスイ出来る運動は、脳への負担が少ないからスイスイ出来ると言われています。
だから、下間違えてもどんどん続けることが大切です。
次は手と足をつかった二重課題運動です。
①まず足踏みをしながら、1~30まで数を数えます。
②4の倍数の時に手を叩きます
さらに難しくしようとすると、普通の足踏みでなく、足を交互に、左右に開く動作と、手を叩く動作を組み合わせます。
他にもいろいろな二重課題運動を行って、認知症の方に対して実際どのようなリハビリを行っているのかを体験していただきました。
これからも、ひとりでも多くの認知症サポーターを増やせるように頑張っていきます。