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PT OT ST 合同研修会に参加してきました

こんにちは、PTの小河です。

先日PT OT ST 合同研修会にスタッフとして参加してきました。今回は、株式会社クリニコの上田涼乃氏と中麻里子氏をお招きし、『体験してみようスワローイングフード(嚥下食)』というテーマで実際に嚥下食を作って試食しました。


みなさんは嚥下食を知っていますか?脳梗塞の麻痺や、ご高齢になったことで飲み込む機能が衰えてきた方に対してふるまわれる食事の事です。

飲み込みのレベルに合わせて、食材をドロドロにするため、どうしても見た目が悪かったり、食べる側が一見しただけでは何を食べているか分からないなどの問題があります。


そこで、いったんミキサーにかけた食材を再び形を整えて、少しでも見た目が元の食材に近づく様に、焼き目を入れたり、ソースをかけたりなど工夫をしました。

今回の研修会では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士はもちろん、管理栄養士、看護師、介護福祉士など、他職種の方でグループをつくり、嚥下食を作りました。(何を作ったかは、最後の写真で…)


鳥の照り焼きをバーナーであぶっている所です。香ばしいにおいもし、見た目にも鳥の照り焼きっぽさが表現できていました。



こちらはデザートの黒胡麻プリンです。デザートは簡単ですね。


こちらが完成図です。

栗ご飯、鳥の照り焼き、里芋のからし味噌和え、お吸い物、黒胡麻プリンです。本物と比べてどうでしょうか?


今後は在宅での看取りを行う方も増えてくるかと思います。なるべくご家族、ご本人の『食事を美味しく食べたい』というニーズに答えられるように、私たちも頑張っていこうと思います。


また、眉山病院でもこのような取り組みを、ご家族、患者さんと一緒に行えるようにしていきたいですね。

医療法人眉山病院グループ

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